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シン・キャリアプラン

最終更新日:2020年11月23日

令和の時代を生き抜くために

必要なキャリアシフト


自らの知識をつかって企業や社会に貢献するワーカーのことを【ナレッジワーカー(Knowledge Worker)】といいます。経済学者のピーター・ドラッカーが1960年代に書いた著書のなかで提唱された言葉だそうです。いわゆる肉体労働者ではなく、高度な専門性や知識を武器に仕事をしている人のことです。一方で、マニュアルに沿った業務を行う人を【マニュアルワーカー(Manual Worker)】と呼んでいます。

これからの時代を生き抜けるのは【ナレッジワーカー】の人たちです。

コロナウィルス蔓延のこの状況を誰も予想できなかったように、「未来に何が起こるか」「これが絶対に安定で間違いない」ということは誰にも分かりません。一方で、日本の労働人口の減少、高齢化 + 長寿化の加速など統計的に確実に見えていることもあります。かつて日本が明治維新をさかいに、多くのお侍さんが職と地位を突如失い、時代の変化に付いていくことができず(変わることをよしとせず)西南戦争へ向かっていってしまったお侍さんたちと同じ状況が僕たちには待ち受けています。

これから変わっていくとされる時代の大変化を3つご紹介します。


【時代の大変化その1:人生100年時代】

ひとつめの「時代の大変化」は【人生100年時代】に突入していくということ。

もともとこの言葉は、リンダ・グラットンというロンドン・ビジネススクールの教授が出した著書『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』(2016年)から広まった言葉です。

ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推測(”人生100年時代構想会議中間報告”より引用)されています。寿命が延びる分、現役を引退してからの時間が長くなります。健康である期間もできることなら死ぬ直前まであってもらいたいですよね。

そうしたときに、いまの労働集約型の働き方しか知らないのは本当に怖いことだと思います。僕は「生涯現役で、大往生を遂げる」と決めている(笑)ので、そうすると自ずといま自分がやるべきことは

  • 健康を維持できる習慣・働き方を身につけること
  • 知識を重視した仕事に就くこと

と思います。


【時代の大変化その2:人工知能の登場】

ふたつめは【人工知能の登場】です。「人工知能に仕事が奪われる」という話は、いまやどこでも語られている話ですが、まだいまいちピンときていない人も多いのではないでしょうか?


扱う情報が電子化することができ(もしくは、すでに電子化されていて)、かつ処理する明確なルールと条件があって、その手順を定義できることは、人工知能に置き換わる可能性が高い

レオナルド持論

と思います。

まだピンと来ないですよね?プログラミングに触れたことがある人なら、プログラムでどういうことができて、逆にどういうことができないか、ある程度想像ができるかと思います。プログラムで実行できる多くのことは人工知能に置き替わっていくでしょう。



会社の会計システム

2020年のオリンピックに向けて電子マネーの導入が急速に進み、電子マネー決済やクレジットカード決済を使う人が急激に増えました。

いまは個人消費レベルでの普及が進んでいる段階ですが、これから先は会社の決済も電子マネーで管理できるようになると思います。

個人向けでは、家計簿アプリと電子決済を連携すると、アプリが勝手にお店の名前や商品名などから予測して、日々の支出をカテゴリー分けしてグラフ表示までしてくれます。驚くほどに便利です。レシートも不要ですし、何よりお金を管理する時間を圧倒的に減らしてくれます。

ここまで進んだ技術が、法人向け会計に転用できない理由は少ないと思います。もちろん例外も多くあるかとは思いますが、少なくとも多くの会計作業や人的コストは今後削減されていく対象の一つとなることは間違いないと思います。

この会計の話を先ほどの「レオナルド持論」と照らし合わせると、

  • お金が“電子化”され、
  • 会計項目という想定可能な“ルール”があって、
  • それをどうやってカテゴリー分けするか明確な“条件”が法律で定義されていて、
  • それに従った計算“手順”で”処理”をする

というように考えることができ、人工知能の得意な分野とマッチするのがわかるかと思います。

これを大きく加速させている要因としては、このフローの中の一番入り口(お金)が電子化されたこと。これにより一気にデータ連携がしやすくなり、その間に介在している仕事の機械化が用意になった事例です。

その他、法律や製造業、小売業など、深くみていくとあなたの専門業種でも同じような実用例が思いつくのではないでしょうか?

実際に、いま僕がしているプロジェクト・マネジメントの仕事も、この影響を大いに受けると自分自身でも思っています。なぜなら、僕自身がテンプレ化や簡単な自動化を個人レベルで積極的に行なっているからです。

クライアントとの契約書も電子署名が進んでいますし、CRM(Customer relationship management: 顧客関係管理)ツールを用いた顧客管理、MA(Marketing Automation: マーケティング自動化)ツールなどの導入も急速に進んできます。

こういったツールも意外と安価に個人レベルでも使えるサービスも多数存在するので、ある日突然会社がそういうシステムを導入した瞬間に、それらのルーティンワークは一気に必要なくなってしまいます。


【時代の大変化その3:仕事の二極化】

そして、最後みっつめが、僕がもっともゾッとした【仕事の二極化】が進むということ。

これは『21世紀の資本』(2013年)というフランスの経済学者トマ・ピケティの著書が書かれていて、今後社会の格差はさらに大きく広がっていくと。

『二極化』がどういうことかというと、高いスキルや専門性を必要とする職業(ナレッジワーカー)と、それ以外のマニュアルワーカーや特別なスキルを要さない職業の間で、格差が広がっていくということです。

この著書の言葉を借りてそのまま厳しい言葉で言うと、

残るのは、高いスキルと低いスキルの仕事

『21世紀の資本』(2013年、トマ・ピケティ)

いわゆる中流階級というのが存在せず、中流階級の人たちも低いスキル側へ滑り落ちる、という主張がなされています。この背景には、先ほどの【人工知能の登場】の影響があるのですが、特に日本の場合は『若い労働人口の減少』という問題もあいまって、悪いことに低いスキルの仕事は外国人労働者に取られてしまう可能性も否定できないと思います。



高いスキルの仕事とは?

では、次の時代を生き残れるとされる”高いスキル”とはどういう仕事なのでしょうか?

これは僕の持論になりますが、以下3つのいずれかができる人だと思います。

  1. ルールを知っている人
  2. そのルールの精査する力を持っている人
  3. 仕組みを作れる人

詳しくは【次の時代を生き抜くスキル】で解説していきます。



低いスキルの仕事とは?

一方で、低いスキルの仕事とはどういう仕事か?

それは、機械がまだできないが、人ならできる仕事。

高いスキルも低いスキルも、人工知能には置き換わらない仕事という点では共通します。実際に人工知能が普及しても、すべてが自動化される訳ではなく、一定数人の手が必要になります。

例えば、先ほどの家計簿アプリの話で話をしますと、そのユーザーにしか分からない会計項目があるわけです。もしくは、まだアプリが把握していないお店とカテゴリーの関係もあったりします。それは一度はユーザー本人がアプリに「この項目はこのカテゴリーだよ」と教えてあげる必要があります。こういったところは、まだ人が介在しなくてはいけない部分として残るでしょう。

ただし、機械は一度で覚えてしまいます。

このアプリの全ユーザーから、お店の名前やカテゴリー分類を教えてもらうことで、そのデータはそのアプリのビッグデータ(大量のデータ)としてすごい勢いで集約されていきます。その結果、そういったデータとデータ処理の橋渡しをする仕事で求められる人手も益々少なくなっていくでしょう。



ロボットの登場

人工知能とあわせて、もう一つロボットの登場にも注目しておく必要があります。

人工知能は人間でいう脳みそに相当します。これまでお伝えしてきた通り、人工知能は人が頭を使って手順にしたがって処理をしてきたことを、大量かつ高速処理することが得意です。ただし、人工知能は脳みそなので、手足を使った仕事はできません。荷物を運んだり、階段を登ったり、高齢者を介護したりするなど、物理的に何かを動かしたり、触れたりすることは人工知能そのものではなく、ロボットが行います。制御に人工知能は組み込まれても、ロボットとは切り分けて考える必要があります。

そういう意味では、ロボットで置き換えられない仕事も今後残る可能性があります。これらの多くは肉体労働的な仕事が多いかと思います。



未来を先読みした人生戦略を

ここまでお話してきたように、一見これから起こることはお先真っ暗なように聞こえるかもしれません。しかし、この大転換の前にいる僕たちは、ある意味大きなチャンスの前に立っていると思います。この大転換の波に流されず、うまく波に乗ることができるのが【ナレッジワーカー】だと僕は考えています。

僕は学生時代、ずっと落ちこぼれで先生からも相手にされないようなダメな生徒の典型でした。会社員になりたての頃も仕事の楽しさを見出せずに、ただただ見えない将来への不安と、自分自身に対する自信のなさに悩んでいました。そんな僕でしたが、これからくる時代に対してそこまで恐怖を感じていません。なぜなら【ナレッジワーカー】になる方法を実践して、自分自身でキャリアを変えてこれたから。

『ナレッジワーカーになる』ということも、厳密には「これからの時代を生き抜くためのただの手段」です。大切なことは、ナレッジワーカーになるために避けては通れない『学びのプロセスを習得する』こと。これが僕がここでお伝えしたい本質になります。この力を身につけておけば、沈んでも浮き上がってこられます。

これからの時代は『自分で学んで生き延びる時代』だと思います。自分の中の価値観も【組織】から【個人】へ優先度をシフトしないといけません。


もう組織では守りきれん!自由を与えるから自分たちで頑張ってくれ!


というのが遠からずの時代のメッセージだと僕は感じています。ただ、この時代を悲観する必要はまったくなく、学習の方法を身につけて、学習の楽しさに気がつければ、こんなに生きやすい最高の時代はないと思います。

ぜひここでお伝えするエッセンスを少しずつ取り入れていってみてください。



【おすすめ記事】ナレッジワーカーになる

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転職4回、起業1回、副業、ミニリタイア2回(今まで行った国36カ国) アラフォー / たぶん人の人生2回分は生きていると思います。 営業→エンジニア→外資系企業のプロジェクトマネージャー(現在) 実体験ベースの転職ハウツー / 仕事ハック(効率化)/ 仕事観 / 人生観など、実際に【実現してきたサラリーマンの雑念】を発信しています。 働きすぎてカラダを壊したのをきっかけに、もう長時間シゴトは絶対にやらないと固く決意。 視点をズラして、人の5倍の人生を送ろうと思っています。 ⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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